
しお学舎は塩の材料となる海水をしお学舎はひとの体と同じくらい自然環境を大切に考えています。色々な塩の製法がある中で、人と環境の両方にやさしい方法を考えました。その製法は「低温真空式二段濃縮製法」といいます。
しお学舎での塩づくりは次の5つの工程で行われます。
各工程ではしお学舎の仲間たちが活躍しています。それぞれの工程をクリックするとそれらの詳しい説明が見られます。

しお学舎の塩の原材料は海洋深層水です。海洋深層水とは、太陽光が届かない、およそ水深200mより深いところにある海水のこと。低温で汚染される要素が少なく、ミネラルなど人間が必要とする成分をバランスよく豊富に含んでいるのが特徴です。
尾鷲海洋深層水の取水管は、延長12.5kmで継ぎ目のない海洋深層水取水管としては日本1、世界1の長さです。
- そもそも、海洋深層水とは・・・
- 光合成に必要な太陽光が届かない、およそ水深200mより深いところにある海水を「海洋深層水」といいます。極海で冷えて比重が重くなった海水が海中深く沈み、一度も大気に触れることなく長い年月をかけて流れていたものを汲み上げます。

海の底から取水管を通ってやって来た深層水は、ソルトマン真ちゃん(真空釜)に入れられ、沸騰させられます。沸騰した海水(塩分約3.5%)は水分がどんどんなくなっていくので、徐々に濃くなります。こうしてすごく濃い(塩分24%)塩水(鹹水=かんすい)が出来上がります。
- どうして真空にするの?
- 大気圧があるところでは、水が沸騰する温度は100℃です。真空のところでは大気圧がないため、低い温度で沸騰します。少ないエネルギーで作業できるというのが「いいところ」です。
※ソルトマン真ちゃんについて詳しく知りたい人は、画像をクリックしてね。

塩分濃度24%のかん水をもっともっと濃くなるまで煮詰めます。
この担当は「グツグツたい太郎くん」。真ちゃんが作ったかん水をぐるぐる混ぜながらグツグツと煮ます。
海水の塩分は、約26%を越えるあたりから結晶化が始まります。水の中につぶつぶができて液体から固体へと変化します。水分が水蒸気となって出ていき、残るのは塩とニガリ(苦汁)です。
※グツグツたい太郎くんについて詳しく知りたい人は画像をクリックしてね。
- 塩分はどれくらい濃くするの?
- 約32%を越えてくると塩のおいしさをこわしてしまう硫酸マグネシウムがうまれて来ます。おいしい塩をつくるためにはその前までに煎ごうを止めます。
| 約24%〜 |
1番目 硫酸カルシウム(石こう) |
| 約26%〜 |
2番目 塩化ナトリウム(塩分) |
| 約32%〜 |
3番目 硫酸マグネシウム(苦味のある結晶) |

煮詰まってできたものを分離機(脱水機)にかけます。
担当は「くるくる分太郎くん」。とにかく「塩」と「ニガリに」分けるのが得意です。
煮詰めた海水を入れ、くるくる回して、塩とニガリに分けます。
※くるくる分太郎くんについて詳しく知りたい人は画像をクリックしてね。
- ニガリってなに?
- 海水を煮詰めると水分が水蒸気になって消えていきます。海水の成分から、水分と塩を除いたものがミネラル分たっぷりのニガリ(苦汁)といい、その主成分は塩化マグネシウム。塩化マグネシウムは水の中ではアルカリ性を示す性質があり、タンパク質を固めます・・・そんなニガリの性質を利用して、豆腐をつくるんです。

ニガリと分けられた塩は2種類の工程で乾燥させます。この乾燥作業の手法の違いで塩の味も変わります。

室内で清潔にゆっくりと自然に乾燥させます。
ニガリと分けた塩には、ミネラルをたっぷり含んだ水分がまだ残っています。それを自然に乾燥することで、ミネラルいっぱいのお塩ができます。
しっとりしたお塩です。

室内で清潔にゆっくりと自然に乾燥させます。
できた塩を「乾太郎釜」に入れ、かきまぜながら水分をとばしていき、さらさらになるまで乾燥させます。
一番身近で使いやすいのが、このさらさらとしたお塩です。
※さらさら乾太郎くんについて詳しく知りたい人は画像をクリックしてね。
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